元祖 熊本油麸店について

お店紹介

shop information

歴史ロマンあふれる町に根ざして


宮城県北部にある登米市。
その中にある「とよま」地区は江戸時代から北上川を利用した水運で栄え、明治初期には廃藩置県によって誕生した水沢県(現在の宮城県北部~岩手県南部)の県庁が置かれるほどの賑わいでした。
その他にも和洋折衷建築として名高い教育資料館(旧登米小学校)、警察資料館(旧登米警察署)など明治期に建てられた建築物が多く残っていることから「みやぎの明治村」として観光地となっています。
そんな場所に店を構えるのが熊本油麸店です。





元祖 油麸店


当店は明治初期に製麸業を始めた初代の熊本栄助が、夏季は変質しやすい油揚げにかわる食品として「あぶら麸」を開発したのが始まりと伝えられています。
特にお盆の精進料理や贈答品として欠かすことのできない食材で、醤油仕立てのだんご汁やなす炒り、はっとなどあぶら麸の特質を発揮する郷土料理が生まれました。
近年ではお土産品としての需要や、あぶら麸を卵とじした「あぶら麸丼」をB級グルメとして発信していくなど登米の名物として親しまれています。





あぶら麸とは


あぶら麸とは小麦粉とグルテンを植物油で揚げてつくる、全国でも珍しいあげ麸です。
材料を北上川がもたらす地下水を使用し練り合わせ熟成、成形し時間をかけてじっくりと揚げて作られています。
開店当時から変わらないこだわりの手作りのため揚がった麸はひとつひとつ形が違いますが、一本一本心を込めて作り上げた無添加食品です。
伝統の味、郷土の味をぜひご賞味ください。



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